Bangladesh Life

バングラデシュで考え中

バングラ人と夕食

f:id:licorice_2008:20180715103015j:plain

先日、夫の同僚にお家に招待していただき、夕食をご馳走になってきました。

バングラ人は家に呼びたがる人が多い、とバングラのことを色々調べているときに目にしました。家に呼んで人をもてなすことが栄誉なことという感覚だということでした。そして家族が一緒に住むのが普通で、夫の会社でも一人暮らしをしている人は少ないらしい。子供の就職に合わせて一家が引っ越すこともあるんだとか。

昨年下見に訪れた際にも、他の同僚のお宅に招待されました。(彼は非常に真面目な人で、私たち夫婦を招待することで仕事中も気もそぞろになっており、夕方早退して帰宅して準備していたらしい!)

2回のご招待の経験から知ったバングラのご馳走のスタイルを書き留めておこうと思います。

訪問は19時頃。ただバングラ人が夕食をとる時間は日本人より遅く、22時からくらいが普通のようです。あまり遅くなると危険かもしれないということと、日本人の私たちに合わせて、この時間に設定してくれたのだと思います。

前回は日本で買った豆菓子と手ぬぐい、今回はSecret Resipeでパウンドケーキを買って持って行きました。バングラ人は手土産不要と思っているかもしれませんが・・・落ち着かなかったので。

 

家に到着したら、まず家の中を案内してくれました。ここはゲストルーム、ここは両親の部屋、ここは自分の寝室、ここは妹の部屋・・といったように、全ての部屋を見せてくれました。これは日本にはない感覚だと思います。当然服が脱ぎ散らかしてあったりはしませんが、慌てて大掃除したというよりは自然に片付いた普段の部屋の様子でした。道端にはそこらじゅうにゴミが捨てられているのに家の中は綺麗というバングラの不思議。そして、階層にもよると思うのですが、バングラの家は広いです。首都ダッカであっても、家族で暮らしていても狭苦しくない家でした。

そして、食事の前に応接スペースで軽食をいただきました。アペタイザーのようなもの?サモサと少し甘い揚げ菓子2種類、マンゴー、チャイ。食の細い人ならこれだけでけっこうお腹が膨れるかも。私は到着までに車酔いでぐったりしていたので、食前にこの時間があったおかげで少し落ち着きました。

色々話しながらいただいたのですが、なぜか2回とも奥様との馴れ初めの話を聞きました。2人ともけっこう詳しく話してくれました。笑

軽食の時点で1時間以上経過。夕食を食べ始めたのは20時半くらいだったと思います。出された食事は、大きな魚を丸ごと揚げて甘辛く味つけたもの・骨つき鶏の煮込み・マトンの煮込み・野菜炒め・ナスの揚げ物と大変豪華でした。各自大きな皿を持ち、まず炊いて炒めたライスを盛り付けてもらい、おかずも周りに盛り付け、ライスと混ぜて食べるスタイルです。スプーンを用意していただいたのですが、バングラ人は手で混ぜながら食べます。おかずは日本人向けにスパイス控えめに作っていただきました。

2回とも思ったのですが、料理がとっても上手!家庭料理なので装飾的ではないのですが、しっかり味がついていて、素材の臭みもなくとてもおいしかったです。日本は素材の味を生かす薄味が基本なので、料理が下手な人が作ると味がボケていることがあるような気がします。

バングラ人は「ゲストにたくさん食べてもらうのがよいもてなし」という意識のようです。なかなか食べきれない私を見て遠慮しているんじゃないかと気にかけてもらいました。・・・しかし2回ともすごい量で、せっかく作っていただいて申し訳ないのですが食べきれなかった・・・。今度から、ご招待されたときはお昼を抜こうと決めました。

ご両親も同居ですが同席はせず。奥様は同席して食事もしていましたが、積極的に会話に加わることはなく食事のサーブに徹する姿勢でした。

食事が終わったところで、デザートです。ドイというヨーグルトと、練乳をオムレツで包んだようなお菓子、ゼリーのような羊羹のような甘いお菓子をいただきました。

 

全て手作り。準備にどれだけ時間がかかったんだろう?とありがたい限り。

全て食卓で食べ終わったあと、また応接スペースで歓談。この時点で22時を過ぎたくらい?日本であればそろそろ失礼しなければ・・となる時間ですが、むしろ「いつまでいてもいいよ!ゲストルームもあるし、ぜひ泊まっていったらいい」と2回とも言われました。これは日本的な建前ではなく、本気で言っているのです。「歓待」という言葉がふさわしい・・・このWelcomeな姿勢はあまり日本にはない、温かい国民性だと感じました。

結局この日は失礼したのですが、とても楽しい時間を過ごしました。

いつか自宅にも招待することがあると思うのですが、料理のレパートリーを増やさなければ・・・と感じています。